ナノサミット株式会社は、株式会社フィルテックと連携し、戦略的基盤技術高度化支援事業において「被塗布面の大型化に対応するCNT(カーボンナノチューブ)透明電極材の非真空による蒸着技術の共同開発」のテーマを提案し認定されました。

本提案では、太陽光発電メーカーらが、国内市場の活況の波に乗る一方でコスト低減を急務としている現状を受け、透明電極の大型化および低コストのニーズにこたえるべく、真空を伴わず蒸着できる「CNT透明電極材とアニール処理」技術を開発するものです。

従来技術の酸化亜鉛のものよりも1/2程度に安価で、10倍の高導電性の透明電極材を開発ことを目標にしており、これにより、太陽光パネルの大画面化、低コスト化、大量生産のための新技術を提供します。また、太陽光パネル以外にも、スマートフォンなどのタッチパネルに使用される透明電極材、今後新規市場として予想される電子ペーパーなどフレキシブルなタッチパネルにも対応したいと考えています。

 

<参考URL>
http://www.hkd.meti.go.jp/hokis/h25si_nintei/index.htm

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