2015年9月14日、東京大学政策ビジョン研究センターにて、「革新的技術創造促進事業」<事業化促進>における研究(産地および流通過程におけるエネルギー消費を劇的に下げる冷凍・冷蔵用新型キャパシタの研究開発とその実用化)のキックオフミーティングを行いました。 平成27年農林水産研究基本計画が指摘する日本の農林水産業の課題のうち、精算流通システムの革新とコスト削減、単収・品質向上と強みを更に引き出す研究開発や地球環境問題への対応などに共通するのはエネルギー問題です。特に農業・水産業については、大規模化に伴う機械化やコールドチェーンの普及、6次産業化などにより、エネルギー消費が増加する傾向にあり、そのコストが利益を削り、環境負荷を高めているのが現実です。
今回の事業で私たちは、こうした課題の解決に資する冷凍・冷蔵分野に使える新型バッテリ(キャパシタ)の研究開発を行い、その事業化を目指しています。 キックオフミーティングでは、関係する自治体・機関および企業のほか、今後連携の可能性がある機関・企業の方を招き、本研究の意義と研究内容、その技術がもつ可能性などについて情報を共有しました...
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